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【論文】細澤主任らによる論文がEuropean Child & Adolescent Psychiatryに掲載されました。

この論文では、日本の思春期コホートのデータを用いて、一般人口の中の自閉傾向が高い児において、12歳の時の援助希求が低いことが、14歳時の抑うつ症状の大きさを媒介することを示しました。この研究結果からは、自閉傾向が高い児においては、援助希求を促進していく介入が将来的な抑うつ症状の軽減に有用である可能性が示唆されました。

一般人口における自閉傾向が高い児における援助希求に着目した研究は、世界的にもはじめてです。また、この研究は、東京ティーンコホートの研究チームとの共同研究として行われました。

Lower help-seeking intentions mediate subsequent depressive symptoms among adolescents with high autistic traits: a population-based cohort study (springer.com)