【論文】笹山特任研究員らによる論文「Development and feasibility of an oral health e-learning program for long-term Japanese overseas workers: a pilot randomized controlled trial」がBMC Oral Healthに掲載されました。

海外勤務者を対象とした口腔保健セルフケアe-ラーニング教材をInformation-Motivation-Behavioural skillsモデルを用いて開発し、実現可能性と受容性を評価しました。海外勤務者99名を介入群（eラーニング教材＋パンフレット）と対照群（パンフレット）のいずれかに無作為に割り付けし、3ヵ月後にフッ素使用行動、口腔保健に関する知識・動機・行動スキル、口腔関連QOLを測定しました。

その結果、介入群においては口腔ケアの知識が改善し、介入群70.4％の参加者がeラーニング介入によって行動が変化したと回答しました。

本パイロット研究は、口腔衛生のための理論に基づいたセルフケアeラーニングの介入が海外労働者において実行可能であるという証拠を提供しました。

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