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【論文】細澤主任らによる母体自閉傾向と出生転帰に関する論文がJAMA Network Openで公開されました。

この研究では、子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)87687人のデータを分析し、母親の自己申告による自閉傾向と出生転帰の関連を検討したところ、診断の有無によらず自閉傾向が高いほど、早産や子宮内発育不全、特に極早産のリスクが高いことが示されました。

この背景には、妊娠中の心理的ストレスの影響、食事など生活習慣の影響、また、困りごとがあっても支援につながりにくいことの影響等が考えられます。自閉傾向が高い女性(特に臨床閾内の得点を示す女性)に対し、妊娠中から適切な支援を提供していくことが重要です。

論文:
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2814209